マカオリゾート最高執行責任者
メルコリゾーツ&エンターテインメント
施設社長
シティー オブ ドリームス、マカオ
パワースコア: 731
昨年の順位: 39
評価理由
• ラスベガスのシーザーズ、リゾートワールド・セントーサとサンズ・チャイナでのC-レベルの任務後、マカオのシティー オブ ドリームスへ軽々と方向転換した。
• メルコのマカオポートフォリオを監督している
• 2016年、スタジオシティの施設社長としてメルコに携わる
新型コロナウィルス感染症発生前に、同氏はマカオの上級プレイヤーの目的地となるシティー オブ ドリームスを復興させるという第一目標達成の最中で順調なように見えた。メルコの会長兼CEOであるローレンス・ホー氏は、2018年の初めにシスク氏をCoD施設社長に指名した時から、全体の市場が下落した一方で、VIPロールは前年の29%を含む23%の増加と伝えた。
それらと同じ2年間、CODのマステーブルドロップは、前年はわずか10%であったが22%成長し、市場動向より4%ポイント下回った。CoDの2019年の非ゲーミング粗収益は32%増加し、総収入は20%上昇、EBITDAは22%増加となった。
2018年7月15日のモーフィアス開業がCoDを刺激したことで、より多くのホテルが参入しメルコにおける統合型リゾート進展の第3フェーズに入った。旧ハードロ ック、現カウントダウンをリバティとして再ブランド化することと、旧クラウンであったNuwaホテルの改装は計画段階にある。ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターのステージショーは再演に向け休止し、来年の再開予定となっている。
昨年9月に、シスク氏はメルコのマカオリゾーツの監督を自身のポートフォリオに追加した。それは、シスク氏が2016年9月にメルコに加わった際の、施設社長としてのスタジオシティ就任も含む。パンデミックによる収益激減にも関わらず、スタジオシティの第2フェーズでの業務は続いており、マカオのライトレールに接続する横琴島のロータスブリッジの国境ゲート付近でその戦略的位置を活用することを狙っている。しかし今のところ、CoDは昨年の収益の54%、またEBITDAの55%を占めており、メルコにとって重要な鍵となっている、つまりシスク氏が鍵を握っている。