レジャー・アンド・リゾーツ・ワールド(LRWC)は、地元ユーザー向けの小売およびオンラインスポーツブックを新たに立ち上げるため、フィリピンのゲーミング規制当局であるPAGCORから承認を受けたと述べた。
GSPORTSと呼ばれるスポーツブックは、LRWCの完全子会社であるTotal Gamezone Xtreme Incorporated(TGXI)によって運営されており、「プロ、大学リーグ、その他のスポーツリーグ」のさまざまなベッティング市場で、プレイヤーに賭けを行う機会を提供している。
LRWCは以下のように述べている。「GSPORTSは、最新の暗号化技術を使用して顧客の個人情報を保護することにより、安心で安全なベッティング用Webサイトを備えている。
また、すべてのベッティングシステムやサービスはPAGCORによって監査および規制されているため、公平性と質の高いプレイ体験が保証されている」。
PAGCORは先月、メガスポーツワールド(MSW)とJade Sports Betがフィリピンの国内市場にオンラインスポーツベッティングサービスを提供することを承認しており、これに続きLRWCのスポーツブックへの承認を行った。
以前PAGCORは、そのような動きに抵抗してきたが、新型コロナによる感染拡大の影響を経て、国民にオンラインゲーミングの選択肢を提供することに対してより寛容になっている。PAGCORは昨年、PIGO(Philippine Inland Gaming Operators)と呼ばれるスキームを承認しており、このスキームでは、カジノおよび統合型リゾート事業者がオンラインギャンブルを既存の登録メンバーに提供するライセンスを取得することができる。これにより登録メンバーは国内のどこからでもログインしてプレイできるようになる。
フィリピン全土でPAGCORに代わりeGaming施設を運営しているLRWCは最近、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が新規カジノ参入の一時停止措置を解除した後、おそらくマカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループと協力して、以前ボラカイ島で計画されていた統合型リゾート開発を復活させることを検討していることを確認した。