フィリピンに本拠を置くサンシティ グループ ホールディングスの子会社のサントラスト・ホーム・ディベロッパーズは、サントラスト・リゾート・ホールディングスへの社名変更を明らかにした。
フィリピン証券取引所の発表によれば、サントラストの新たなコーポレートアイデンティティ戦略により、同社名を観光関連事業に従事する主要方針と一致させる。より具体的にはマニラのエンターテインメント・シティにおけるホテルカジノ開発を指す。
ウエストサイドシティ・リゾートワールドの拡張開発の一環として2023年にオープン予定の10億米ドルを掛けたプロジェクトでは、450のホテル客室を有し、カジノには400台のゲーミングテーブルと1,200台のスロットマシンが備わる。
同社は、この拡張開発プロジェクトに関する更なる資金調達に向け、額面金額1.00比ペソ(円)当たり230億株から500億株へ資本金を2倍にすることを発表した。そして、そのわずか数日後に社名変更が行われる。
サンシティは、2019年にサントラストの株式を取得しており、同社の51%の株式を保有している。
同社は昨年、ホテルーカジノプロジェクトの開発と運営に関する45年間のリース契約を、トラベラーズ・インターナショナル・ホテルグループおよびウェストサイドと締結した。