フィリピンの統合型リゾート、オカダ・マニラが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大を阻止するために、新たに厳しい安全衛生ガイドラインを実施している。その中には、全ゲーミングテーブルでの「立ったままでの見学やプレイの禁止」の方針や、いずれのテーブルでも1台あたり4人までしか着席できないようプレイヤー数に上限を設けることなどが含まれている。
最近マカオのカジノで実施されたものに非常によく似た今回の制限には、スロットマシーンに座る際、少なくとも1台あけて座るなどの条件も含まれており、同時に清掃員はゲーミングフロアでの消毒作業をより頻繁に行う。オカダ・マニラは、PAGCORから促されることなく新しい対策を導入しており、同施設は従業員及び顧客の両方の健康と幸せを徹底して守ることを目指していると述べた。
プレミアムマーケティング部シニアバイスプレジデントのシャーリー・タム氏は、「当社の『Reward Circle』会員も非会員もプレイすることができ、新型コロナウィルスの危険にさらされることもありません。
現在『立ったままでの見学やプレイ禁止および着席上限4人』を全てのゲーミングテーブルで実施しています。また、スロットマシンでは『1台とばし』の対策を実施しています。 ゲーミングフロアにある電子ゲーミング機は2時間ごとに消毒が行われます。また、ゲーミングフロアの主要箇所には追加の手指消毒剤を設置しており、スロットマシンも頻繁に消毒しています」と述べた。
オカダ・マニラは、施設全体をカバーするその防止策には、全ての出入り口での体温チェック、従業員への定期的な情報資料の共有なども含まれ、一方で医療スタッフや緊急車両が常に待機しているなど、敷地全体で医療が受けられる状態になっていると述べた。
オカダ・マニラの最高執行責任者、バイロン・イップ氏は、「お客様の安全と幸せが我々にとっての最優先事項です。それこそが、当リゾートへの新型コロナウイルスの拡大防止のために我々がこれら追加の対策を実施する理由です」と述べた。