リゾートワールド・マニラを運営するトラベラーズ・インターナショナル・ホテルグループ(TIHGI)が、フィリピン証券取引所からの承認を受け、10月21日に上場を廃止する。
同取引所は今週、理事会でこの自発的な上場廃止にゴーサインが出されたことを発表する書面を出し、「必要な自発的上場廃止料金の支払いを条件に、同社の株式は2019年10月21日より取引できないものとする」と述べた。
TIHGIは、株式を非公開化し、上場を廃止する計画を8月に発表し、その際、この動きによって、「競争のための事業戦略を妥協することなく、進化する市場の需要、そして急速に変化する顧客ニーズにタイムリーに対処することができるようになる」と説明していた。
その後の公開買い付けで、トラベラーズの取得可能な1,582,867,900株のうちの普通株合計1,321,060,505株の買い付けが行われ、公開フロートは発行済み株式の2%以下に減少した