ゲンティン・グループの40億米ドル(約4,309億円)の統合型リゾート、リゾートワールド・ラスベガス(RWLV)が、計画されている2020年12月の施設開業を前に、首脳陣に新たに5人を加えることを発表した。
新たに加わる5人はラスベガスの多くの大規模リゾートでの経験を持っており、5人の経験を合計すると80年以上にのぼる。RWLVのスコット・シベラ社長は、「各幹部が、ホスピタリティおよびゲーミング業界での幅広いリーダーシップ経験によって慎重に選ばれた。それぞれがそれぞれの分野で長年にわたって能力と優秀さを示してきており、高い期待を集める当社のリゾートを確実に成功のうちに完成させてくれる」と述べた。
RWLVに新たに加わったのは、ミラージュともベラージオの元CFOで、MGMリゾーツで20年以上の幹部職経験を持つ最高財務責任者のクリス・ノードリング氏、ニューヨークおよびラスベガスでの新ホテル開業を含むマンダリンオリエンタルでの12年間の経験を持つ業務部SVPのマックス・タッパネル氏、MGMリゾーツとウィン・リゾーツで25年以上の経験を持つ飲食部門VPのバート・マホニー氏、MGMではシティ・センターで8千人の従業員を管理し、ベラージオやアリア アンド ヴィダーラで従業員管理の役割を担っていた人事部SVPのマイケル・ペルティン氏、そしてラスベガス・サンズとサイエンティフィック・ゲームズのIT部門ベテランの最高情報責任者ビル・マクアーサー氏。
ラスベガス・ストリップの北端にある約35万㎡の土地に建設中のリゾートワールド・ラスベガスは、完成すれば3つのホテルタワーで合計3,400室以上の客室を持ち、ゲーミングフロアは9,000㎡以上の広さとなる。 この中国をテーマにしたリゾートにはまた、中国庭園に囲まれた約2800㎡の湖も作られる予定。