フロンティア キャピタル グループ(FCG)のホテル ストーツェンバーグが今月、新カジノ「フォーチュンゲート・クラーク・カジノ」をオープンさせる予定だ。
カジノのエドゥアルド・ダカナイ総支配人は現地メディアに対して、マスマーケットに焦点を当てたこのカジノは、フィリピンのクラーク自由港区に位置しており、ゲーミングテーブル28台、スロットマシン134台、マネー・ホイール1台、そして複数のVIPルームや娯楽スペース、バー、ゲーミング以外の施設を持つと語った。
オーストラリアに上場するFCGがホテル ストーツェンバーグでのカジノ業務を再開する計画を初めて明かしたのは、同社が2億2,500万比ペソ(約4.69億円)のPAGCORの預託金を支払うのに必要な資金を確保した後の3月のことだった。
FCGは2016年2月に2,600万豪ドル(約19.5億円)でホテル ストーツェンバーグの買収を完了させたが、フィリピンのゲーミング規制当局であるPAGCORが預託金の支払い命令を出したことで2017年2月5日にカジノ業務の閉鎖を余儀なくされていた。